最後の



6年間勤めた学校とお別れをしました。

最後に担任したクラスは半年間という短い時間でしたが、半年以上の価値のある時間でした。



体育館のステージでお別れの挨拶をしたあと

子どもから花束をもらう予定でしたが、

渡すタイミングでその子が照れ笑いながら

泣いていてなかなか渡せなくて

泣かない子だと思ってたから尚更、こちらも

もらい泣きして2人で泣きながらステージからおりました。笑



最後、みんなでドッジボールをして

終わったから帰ろうかと思ったら

目をつぶってくださいって言われて

その場で目をつぶっていたら

私の周りにみんなが集まってて

ものすごい綺麗な整列できょうつけして

深々とおじぎして

今までありがとうございました。と

色紙とみんなで作った手作りの本をプレゼントしてくれました。


もう先生が居なくても大丈夫です。

っていつか言ってねって子どもに言ってたんだけど

目の前で証明してくれたような気がして

胸がいっぱいになりました。



この仕事は大変なこともあるけど

知らないことを知るって楽しいし

大人になっても本気で遊べて

一緒に泣いて一緒に笑えて

大好きだけど別れがあって

また出会いがあって

誰かの人生の中に関われる

面白い仕事ですね。



最後、卒業生たちが学校へ来てくれて

卒業式、先生に名前を呼んでもらえて幸せでした。と

伝えにきてくれました。

離れていても、ずっと先生の生徒だと言ってくれました。



本当に、本当に色々あったけど

自分はここで働けてよかったって

心の底から思いました。


私はこの思いに応えられるように

頑張るしかないな。




底知れぬパワーをもらいました。

沢山の思い出をありがとうございました。